目次
①初めての事は不安で当然!
料理が不安だった理由はやり慣れていないから。家事交代してすぐの頃『出来上がった料理』は頭に浮かんでも『何を準備すればいいか』が分かりませんでした。例えば、唐揚げ、『お肉』と『油』以外に何を準備すればいいのかわからない!しかも、お肉は何のお肉を使えばいいのかさえ・・・。

そんな状況だったので食事を毎日作るのが、すごくプレッシャーでした。不慣れな事ってすごく不安ですよね~。
でも、『やるぞ!』と踏み出せたのは、こどものおかげ。『お腹すいた!』と横で待たれたら、何とかするしかありません。

それに、『こどもには手作りの物を!』と思っていたので覚悟を決めて取り組みました。
一歩踏み出すことで物事は開けていくものですね!やる前は不安でも、やりはじめたら『どうすればいいか』だけ考えるので不安は消えてます。

毎回、作る前は不安になって、作り始めると不安が消えます。そうやって、毎日繰り返すと、いつの間にか、『作る前の不安』もあまり感じなくなってきました。まさに継続は力だなと感じます!

②毎日の料理 めげずにメンタルを保つ4つのポイント
そんなこんなで始まった毎日の食事作り。続けてこられたのには4つのポイントがありました。
手の込んだ料理をしない
続けるのであれば、『しんどい』は続かない。だから、手軽な事からすればいい!

家事交代してすぐの頃、私が作っていた食事は簡単なものばかり。ほうれん草のお浸しなど。でも、それが良かった!初めからすごい料理(グラタンとか)をしようとしなかったことが毎日続けられた一因です。
失敗してもOK!
いろいろ失敗しました。失敗は成功のもと!失敗を糧に次はうまくやるゾー!

毎日作る中で、失敗も。ブロッコリーをゆでた時。茹で過ぎてグジュグジュに。思い出しても、口の中が気持ち悪い。そんな失敗も、遠慮なく食卓にあげてました!家族も『あーだ、こーだ』言いながらも食べてくれました。ありがたし!
たまには休む(たまでなくても良い)。
仕事をしている時は休みが嬉しかった!それは一生懸命仕事をしたからこそ。そして、休みの日にリフレッシュする事で、仕事をまた一生懸命できました。家事も一緒で毎日、労を惜しまずにすることだからこそ『休みも必要!』と感じました。改めて、家事交代するまでの奥さんの支えに感謝!

家事交代をしてからも、奥さんが休みの日は、ご飯を作ってくれました。それが本当にありがたかった!『作らなくっていい‼ヤッター!』と心の中で叫んでました。
時には便利なモノの助けも借りる。
体調不良や予定の変更。そんな時に大助かり!

奥さん以外にも私を助けてくれるモノ。それが困った時の即席めん、パン、煮豆などなど。なるべく手作りするようにしてますが、あくまで、『“なるべく”手作り』です!
4つのポイントをまとめると、続けるにはやはり気負わない(=必要以上に頑張らない)ことが大切です!
③料理好きになれない理由
料理には、ほかの家事と決定的な違いがあります。それが『考える作業が多い』ことです。
料理は『何を作るか』に始まり、『どんな手順で進めるか』『具材に何を使うか』と、次から次へと考え続けます。
ほかの家事は苦じゃないけど、私が料理は『何だか苦手・・・。』と感じるのはそれが理由でした。

頭を使う(=考える)のは時間がかかりますし、難しかったり、煩わしかったりして大変に感じてしまいます。
そこで考える作業を減らしたり、分けて考えれば、早くそしてラクになるので大変さが軽減しました!では、次にその方法をご紹介します。
④大変さを軽くする3つの事
料理を大変に感じるのは考える作業が多いからです。そこで大変さを少しでも軽くするために考える作業を減らしています。その方法がこの3つ!
- 献立表の活用 (手軽な献立表でチャチャっと計画的に!)
- 品数を少なく&メニューを固定
- 調理を分ける (長くなるとしんどい!)
①献立表の活用 (手軽な献立表でチャチャっと計画的に!)
私が活用してる献立表はコレ!

この献立表、活用し始めたのには理由があります。それがコチラ!
『なに作ろう?』と悩まずにパッと取り掛かかりたい!
献立表を使うまでは、食事の度に『なに作ろう?』と考えて、時間がかかってました。献立表を使えば事前に考える作業を済ませられます。これでかなりの時短に!
そして、活用するうちに、あるアイデアが。それがコチラ!
順番を書き込んで段取りよくこなす!
食事となると数品作るので段取りが要求されます。例えば、『ご飯・味噌汁・焼き魚』という献立の場合。
- 炊飯ジャーでご飯を炊く
- ご飯が炊けるのを待つ間に、鍋にお湯を沸かす
- お湯を沸かす間に顆粒だしと味噌汁の具材を切って②の鍋へ
- 切った具材を煮ている間に魚を焼く
- 魚を焼いている間にみそ汁に味噌をとく
こんな感じで、作業を重ねていくと言えばいいのでしょうか。『コレをやっている間にアレを済ませる』的な動きが必要です。
私は同時進行で作業するのが苦手です。だから献立表に取り掛かる順番を書き込んでいます。『考える時は考える、手を動かす時は手を動かす』と作業を分けました。
上の献立表の順番を○で囲んでみました。

コレを見れば 『次は何に取り掛かればいいか』 がパッとわかって、段取りよくテキパキこなせるようになりました!
この献立表は夕食後に翌日の三食分だけ立ててます。
なので、この献立表そして、この順番を活用するのは朝起きて台所に立った時です。その上でこの順番をふってます。
まず、全体の流れとして、お弁当(詰める前に冷ます為)→夕食→朝食の順に作ります。
- 昼食:炊飯のジャーのスイッチオン!
- 昼食:厚焼き玉子を焼く
- 昼食:バラ肉、ピーマン、レタスを炒めます
- 昼食:キューりを食べやすい大きさにカット
- 昼食:キウイの皮をむいて一口大にカット
- 夕食:照り焼きに使うお肉とキャベツをカットして冷蔵庫に
- 夕食:おすましの具(ふ・ワカメ・玉ねぎ)を茹でたらいいだけの状態にして冷蔵庫に
- 朝食:ぶなしめじ・人参・あげをでみそ汁を作る
- 朝食:味の塩焼きを作る
⑨を終えたら、朝食のご飯はお弁当のご飯と一緒に炊いていますし、ヨーグルトは既に仕込んで冷蔵庫にあるので朝食は完成。弁当の具材も冷えたら詰めるだけでOK!
メニューは日ごとに違いますが、朝の調理の段取り(順番)は大体こんな感じです。
取り掛かる順番以外に『何を使うか』も書き込んでいます。こんな感じで。

具材をあらかじめ書いておくことで作る時に『冷蔵庫に何があったっけ?』とか『何を使おうか?〛と考えなくて済みます。
8のみそ汁には『ブナ(ぶなしめじ)・人(人参)・あげ』が入ります。
3は『バラ(バラ肉)・ピー(ピーマン)・レタス』の炒め物です。
7のおすましには『ふ・ワカメ・玉(玉ねぎ)』が入ります。
6は鶏肉で作る照り焼きに『キャベツ』を入れるという意味です。
材料に何を使うのかがはっきりしていると一切迷いません。

献立表を活用する事で、思いがけず良いことも!それがコチラ。
意識せずに食材ロスを予防できた
献立を考える時は冷蔵庫を開けて『何があったっけ?』とチェックします。そうする事で、『コレ明日には使い切らないと!』とか『コレまだ大丈夫。先にあっち使おう!』と考える機会ができて、食材ロスの予防に繋がりました。
因みに、この献立表は夕食後に翌日の三食分だけ作ってます。それぞれ次の理由からです。
- 夜は少々悩んで時間がかかっても平気。時間に余裕があるから!
- 冷凍しているお肉や魚を寝ている間に解凍して、翌朝すぐに調理できる状態にするため。
- 三食終わっているので『残った食材=使いきってもいい食材』で献立が立てやすい。
3つめのチョボですが、例えば、昼ご飯後に翌日の献立表を作った場合、その日の夕食に使う食材はよけて考えないといけません。例えば、夜ご飯に芋を2/3使うから1/3残る、小松菜は3/4使うから1/4残ると考えながら、翌日の献立を考えるのはややこしいです。

- 数日分立てても、予定通りいかないから。
- 数日分立てたら、同じ食材を使うレシピの場合、使う分量を細かく覚えていないといけないから。
例えば、1週間の献立を立てた場合。1日目、3日目、5日目に大根を使う料理を作るとします。1日目、作る時になって『確か別の日にも大根を使うレシピがあったな。献立表を確認しよう。(献立表をチェックして)ふむふむ、3日目、5日目にも使うのか。じゃ、今日は1/3だけ使おう!』というのは考える時間が必要だし、少し手間ですよね。仮に1日目はこれで良しとしても、もしも3日目になって5日目に大根を使う事を忘れて使い切ってしまったら、5日目に慌ててしまいます。そうならないようにするために緻密に計画された献立表を立てるというのは返って大変になってしまいます。

結論、ややこしいので翌日分の献立だけ立ててます。
という訳で、私の献立表は次の手軽な2つのルールで作ります
- 夕食後に翌日の三食分だけ立てる
- 『調理に取り掛かる順番』と『何を使うか(材料)』を書く
こんな簡単な献立表ですが、これだけでパッと取り掛かれ、調理の段取りがよくなり、食材ロスの予防もできて料理の大変さをとても軽くする事ができました!
続いて『大変さを軽くする3つの事』の2つ目は品数をすくなくする事とメニュ―を固定する事です!
②品数を少なく&メニューを固定
食事を毎食作るなら一日3食として一週間では21食も作らないといけません。しかも毎食、品数を多く作るとなると、21食×その品数です。気が遠くなりそう・・・。
だから、品数を少なくし、メニューをだいたい固定しました!
そんな我が家の3食がコチラ!
- ご飯 (もしくはパン)
- 汁もの (みそ汁・すまし・コンソメスープなど)
- 焼き魚 (もしくはお肉)
- ヨーグルト
具材は違いますが、毎朝ほぼ同じメニューを作るので、ルーティーン化され手早く準備できます♪

昼食は奥さんはお弁当、子ども達は給食。私はお弁当で作ったあまりを食べてます。
なので、昼食はお弁当作りです。
お弁当に詰める品数は5品。でも、その内2品は毎日同じ『ご飯・卵焼き』だから、3品考るだけです!
しかも3品のうち2品はフルーツやプチトマトなのでほぼ詰めるだけ♪こんな感じです。

夕食は3品。
その3品のうち2品は『ご飯と汁もの』とほぼ決めています!だから、結論として献立を考えるのは1品だけ!

これでかなり楽になりました!
ただ、3品だと物足りない時があります。そんな時は、ヨーグルト・キムチ・甘酒など家で仕込んだモノを食べてます。
自家製ヨーグルトの作り方はコチラ☞https://harusan.blog/handmade-yogurt/
続いて、『大変さを軽くする3つの事』の最後は調理を分ける事です!
③調理を分ける (長くなるとしんどい!)
調理を分けるとは、『一気に作らない』という事です。例えば、『ご飯・みそ汁・唐揚げ』という献立。時間がある時に下の作業をします。
- みそ汁の具材をカットして煮ればいいだけにして冷蔵庫へ
- 唐揚げのお肉を切って調味料につける
そして、いざ夕食を作る時には次の作業だけして完成!
- ご飯を炊く
- カットした具材でみそ汁を作る
- お肉に粉をつけてを揚げる
こんな感じで2段階に分けました!

調理中は頭を使い続けています。だから調理が延々と続くとしんどい!休める時は休んでメリハリを!
短期集中でパッと取り組んで終わらすことで負担感がすごく軽減されました!
まとめ
調理はすごく頭を使います。だから毎日、毎食作るのは大変です。でも気負わない工夫や、考える作業を減らす事で大変さを軽くする事が出来ました。
『しんどいな』と感じたのはきっと無理をしてたから。少し肩の力を抜けば、楽になりました。そして、自分にできる事を少しづつすれば大丈夫なんだとわかりました!

今回ご紹介したのは簡単な工夫ですが、毎日の調理が少しでも楽になったらうれしいです!
今回は『料理好きじゃない私が食事を毎日作れるワケ。』をご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
我が家は奥さんが働き、夫の私が家事をしています。(我が家の家事交代についてはコチラ☞https://harusan.blog/role-change/)
なので、私がほぼ毎食作ってます。家事交代して掃除、洗濯、子育てはすんなり始められましたが、料理はすごく不安で大変に感じました。
でも、少しづつ工夫して、もう不安や大変さはありません!
そんな、工夫や考え方をご紹介します!